「夏バテを防ごう!」
皆様いかがお過ごしでしょうか?本格的に夏が始まり、気温が上昇しています!日中の気温が35度を超える事も多く、身体に負担がかかりやすい時期になっています。
熱中症で身体に支障をきたす人も増えております。適度に水分摂取を行い、体力が落ちないように規則正しい生活を心掛けましょう!
今回は夏の時期によく聞く「夏バテ」の対策法についてご紹介します!夏バテにならないように注意しながら今年の夏を乗り越えましょう!
- 夏バテってなに?
夏バテとは、夏に現れる不調の総称です。病気のような明確な定義はなく、人それぞれにさまざまな症状があります。次のような身体的・精神的不調は夏バテの代表的な症状として挙げられます。
・体のだるさ
・食欲不振
・消化器系の症状(下痢、便秘など)
・体重減少
・むくみ
・めまい、立ちくらみ
・頭痛
・熱っぽさ
・イライラ
・無気力
- 熱中症とは違うの?
同じ夏の体調不良でも、夏バテと熱中症は異なるものです。熱中症は高温多湿の環境や激しい運動をしたときに発症し、急激に悪化することで知られており、適切な治療が必要となります。夏バテは徐々に体調が悪くなり、軽い体調不良が長く続くもので、明確な治療法が確立されている訳ではありません。夏バテによって体力が低下しているときには熱中症やその他の感染症、うつ病などにもかかりやすくなるため、対策をしっかりと行うことが大切です。
対策法は?
- こまめな水分補給
汗による水分喪失が多くなる夏は、意識的に水分補給を行うことをおすすめします。のどが渇いてから水を飲むという方も多いかもしれませんが、そのときにはすでに脱水が始まっています。水分不足による夏バテを防ぐために、のどが渇く前からこまめに水分補給をすると良いでしょう。
- カラフルな夏野菜でミネラルやビタミンを補給
トマトやナス、カボチャ、パプリカといった夏野菜には、体内でビタミンAに変換されるβカロテンやビタミンC、ビタミンEといった抗酸化ビタミンのほか、ミネラルや食物繊維なども含まれています。旬の夏野菜は見た目もカラフルで美しく、食欲をそそりますよね。ビタミンやミネラルは体内で合成できないため、毎日の食事から経続的に摂ることが大切です。
- 適度な運動
適度な運動はストレスを解消し、自律神経のバランスを整える効果があると言われています。とくに冷房の効いた室内に長くいるときは、体を動かして血流を促進しましょう。運動による心地よい疲労は食欲も出て快適な睡眠にもつながります。また筋肉には水分を蓄える働きがあるため、運動によって筋肉量を増やすことも夏バテ対策に効果的です。