今年もあと少し…
皆さまこんにちは。今年もあと僅かですね。最近よく、利用者様と「1年あっという間やね~」というお話をしています。本当に月日が経つのが早いと感じます。皆さまはどうでしょうか?
なぜ時の流れが早く感じるのか疑問に思ったので、調べてみました。
神経科学者David Eaglemanは、年を重ねるごとに時間が速く感じることについて、「周りの世界が見慣れたものになってくると、脳が取り込む情報量は少なくて済み、時間が速く過ぎ去っていくように感じる」と述べています。
また、フランスの哲学者ポール・ジャネが考案した「ジャネーの法則」というものもありました。年を取るにつれて、自分の人生における「1年」の比率が小さくなるため、体感として1年が短く、時間が速く過ぎると感じるそうです。
やはり、年と共に、時間が経つのは早く感じるもののようです。
さらに調べてみると、自力で時の流れを遅くする方法があるということがわかりました。
「時の流れを遅くするには、脳が理解するのに時間を要するような新しい刺激を与えること」だそうです。
具体的には・・・
◎学び続ける:読書、新しい活動を始める、技術を学ぶために授業に通う等。学び続けると新しい経験を得られ、時間感覚が遅くなる。
◎新しい場所を尋ねる:新しい環境では、たくさんの情報が脳に入り、脳はこれらを処理するのに忙しく働き始めるため、1日が長く感じる。
◎新しい人に会う:ものと違って、人間は複雑でそれを理解するために脳内ではより多くのエネルギーが必要になる。新しい人に会うと、脳を刺激してくれる。
◎自発的になる:驚きには新しい活動を始めたときと同じ効用がある。感覚や注意力を研ぎ澄ましてくれる。
どれもすぐに始められそうですね。毎日同じでは脳に刺激がないので、時間が経つのも早い。いつもの散歩コースやスーパーを変えてみる、デイサービスに行ってみる等、少しの変化を取り入れてみてはどうでしょうか?