~春と自律神経の乱れ~
春は気温の寒暖差、気圧の変動によっても自律神経のバランスが崩れ体調不良が起こりやすい時期です。
自律神経って何?
内臓の働きや血管、呼吸などをコントロールしている神経で、交感神経と副交感神経の2つがあります。この両方が互いにバランスを取り合いながら心身を調節しています。
春は不安定な天候や環境が変わることも多い時期です。ストレスはもちろん不規則な生活、運動不足などで副交感神経の働きが低下し、交感神経が優位な状態が続くと自律神経が乱れ「だるい」「イライラ」「気力が湧かない」といった“疲れ”を招くのです。
<自律神経を整える生活のポイント>
- 朝陽を浴びる
朝陽の光を浴びると眠りを促すホルモンであるメラトニンの分泌が抑えられ、体内時計の調節に役立ちます。
- 食事を欠かさずにとる
特に朝食は体温を上げ、自律神経を整えるのにとても大切です。
3.睡眠をとる
日中は活発に、夜はゆっくり過ごすと、質のよい睡眠につながります。
4.身体を動かす
適度な運動は、自律神経を整えるセロトニンの分泌を促します。
ウォーキングなどの有酸素運動が効果的です。息が弾む程度の運動を気持ちよいと思える範囲で無理せずに行いましょう。
運動の時間がとれない時は、通勤中に歩く、買い物は徒歩、階段を使用するなど日常生活の中でこまめに体を動かしましょう。
5.体温調節しやすい服装に
寒暖差が大きい時期は着脱しやすい服装がおすすめです。